一つなのか、数多いのか。人格を持つのか、原理なのか。世界の外に立つのか、世界そのものなのか。そもそも置かないのか。世界の宗教・哲学・科学・現代の言説が何と答えてきたかを並べます。判定はしません。
同じ名前の宗教でも、この問いでは答えが割れます。割れているところまで降りて書きます。割れていないところは割りません。一つの答えは五十六字前後にそろえてあり、資料の多い立場ほど長くなることがないようにしています。
一神教とシク教は、造り主を置きます。インドに始まる系統の多くは、置きません。仏教もジャイナ教もサーンキヤも、世界は因果や原理で成り立つとして、造る者を必要としない形をとります。神々を認める場合も、それは造り主ではなく、輪廻のうちの住人として扱われます。
造り主を置く側でも、位置が分かれます。一神教は世界の外に立つ神を置きます。ストア派とスピノザとスーフィズムの一部は、神と世界を切り離しません。出自はまるで違うのに、同じ側に来ます。この一致は、この問いでいちばん目を引くところです。
儒教は怪力乱神を語らず、禅は問わず、老荘は名づけようがないと言い、カバラーと正教は本質は知りえないと言います。沈黙の理由が四通りあります。関心が別にある、問いの立て方を退ける、言葉が届かない、知りえないと定めている——結果は同じでも、中身は交換できません。
否定したのではなく、語らなかったと記されています。存否を決めずに済ませる形が、ここで取られています。
四つの節からなる短い章で、マッカ初期の啓示とされます。唯一であることが、数語にまとめられています。
どこまで確かめたかを隠さないことが、引用される条件だと考えています。
| 出典 | 使った箇所 | 状況 |
|---|---|---|
| 『論語』述而篇 第20章(子不語怪力乱神) | 01・03節 | 章まで特定 |
| クルアーン 112章(純正章・4節・マッカ初期) | 01・03節 | 章と節数を確認 |
| イーシュヴァラクリシュナ『サーンキヤ・カーリカー』 | 01節 | 照会済 |
| ウマースヴァーティ『タットヴァールタ・スートラ』 | 01節 | 照会済 |
| パーリ経典(三十一の境涯) | 01節 | 照会済 |
| 『倶舎論』破我品に引かれた説 | 01節 | 照会済 |
| 世親『唯識三十頌』/護法釈『成唯識論』 | 01節 | 照会済 |
| 『無量寿経』(法蔵菩薩の四十八願) | 01節 | 照会済 |
| 『グル・グラント・サーヒブ』(イク・オンカール) | 01節 | 照会済 |
| カバラー文献(セフィロト) | 01節 | 照会済 |
| エピクロス『メノイケウス宛書簡』 | 01節 | 照会済 |
| スピノザ『エチカ』第一部 | 01節 | 照会済 |
| 神智学協会(1875年創設) | 01節 | 照会済 |
| ムーディ『Life After Life』1975 | 01節 | 照会済 |
| 『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』6章8節7(タット・トヴァム・アシ) | 01節 | 照会済 |
| 世親『阿毘達磨倶舎論』分別根品(一因論の批判) | 01節 | 照会済 |
| 道元『正法眼蔵』/『バルド・トドゥル』(川崎信定訳『原典訳 チベットの死者の書』筑摩書房1989年) | 01節 | 邦訳を特定 |
| 『老子』第一章(道可道非常道)/『荘子』 | 01節 | 原文を確認 |
| 『古事記』上巻 天の石屋戸(八百万の神が天の安の河原に集う) | 01節 | 原文を確認 |
| 出エジプト記 20章(十戒) | 01節 | 原文を確認 |
| ニカイア・コンスタンティノポリス信条(381年 第1コンスタンティノポリス公会議) | 01節 | 照会済 |
| グレゴリオス・パラマス(本質とエネルゲイアの区別) | 01節 | 照会済 |
| イブン・アラビーの存在一性論 | 01節 | 照会済 |
| プラトン『国家』第六巻509b/『ティマイオス』28a〜29a | 01節 | 原文を確認 |
| マルクス・アウレリウス『自省録』第四巻23/エピクテトス『提要』第1章 | 01節 | 原文を確認 |
| デカルト『省察』第三・第五省察 | 01節 | 原文を確認 |
| カント『純粋理性批判』超越論的弁証論/『実践理性批判』 | 01節 | 照会済 |
| ハイデガー『存在と時間』1927年/サルトル『実存主義とは何か』1946年 | 01節 | 照会済 |
| ユング『ヨブへの答え』(林道義訳・みすず書房1988年)/フランクル『識られざる神』「無意識の宗教性」(佐野利勝・木村敏訳・みすず書房) | 01節 | 章まで特定 |
| 柳田国男『先祖の話』1946年/カルヴァン『キリスト教綱要』1536年 | 01節 | 照会済 |
| カンデルら『カンデル神経科学』第2版 2022年(原著第6版2021年) | 01節 | 掲載誌・版元を確認 |
| フツイマとカークパトリック『Evolution』第5版 2022年 | 01節 | 掲載誌・版元を確認 |
| プランク共同研究『Planck 2018 results VI』2020年 | 01節 | 掲載誌・版元を確認 |
| サクライとナポリターノ『Modern Quantum Mechanics』第3版 2020年 1章4節 | 01節 | 掲載誌・版元を確認 |
| ドーキンス『神は妄想である』第4章(垂水雄二訳・早川書房2007年) | 01節 | 章まで特定 |
| 系譜「引き寄せ・波動はどこから来たか」(刊行年と版元をつけた一覧) | 01節 | 系譜のページに集約 |
| アズリエル・デ・ヘローナ『十のセフィロートの解説』(13世紀) | 01節 | 章節を特定 |
| 『バガヴァッド・ギーター』 | 01節 | 章節を特定 |
| イティヴッタカ83(天にも死の前兆が現れる) | 01節 | 章節を特定 |
| 長部21(帝釈天が自ら死没を語る) | 01節 | 章節を特定 |
| 世親『唯識三十頌』(玄奘訳) | 01節 | 章節を特定 |
| 『バルド・トドゥル』(川崎信定訳) | 01節 | 章節を特定 |
| ニカイア・コンスタンティノポリス信条(381年) | 01節 | 章節を特定 |
| 新約聖書 | 01節 | 章節を特定 |
| クルアーン 112章(純正章) | 01節 | 章節を特定 |
| クライニー『アル・カーフィー』(10世紀) | 01節 | 章節を特定 |